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2020.04.08
「春を待つ香り」NHK BSプレミアム「美の壺」に出演
こんにちは。
代表の井崎真奈美です。
先日3月13日放送のNHK BSブレミアム「美の壺」のテーマ:春を待つ香り にて
初春 ~ 春爛漫 ~ 春の終わり と移ろいゆく春をイメージしたアロマフレグランスを調香しご紹介させていただきましたので、
画面から香りをお届けいたします。
一緒に香りをイメージしていただけましたら嬉しいです。
植物から抽出されるエッセンシャルオイルをエタノールで希釈してアロマフレグランス用の香料をつくっていきます。
香りのエッセンスの美しい波紋が広がっていきます。
それぞれに魅力的な個性を持つ香料たち
約80種類の香料の中から今回のテーマ「春を待つ香り」に使う香りをセレクトします。
トップノート、ミドルノート、ラストノート
3つのノートを構成する香りを調香していきます。
テイスティングすると、イメージに近い香りがします。
・トップノートは、早春のイメージ。
暦のうえでは立春といえ、まだ冷んやりとした空気感。そこまで来ている春を待ち望む気持ちが高まる頃。
ナルシス・・・なごり雪のなかに凛と立つ水仙の気高く清々しい香り。
アニス・・・春先(花冷え)の冷涼感をイメージさせるほんのりと甘く清涼感のある香り。
ユズ・・・・冬の名残りをイメージしたなじみ深く爽やかな柑橘の香り。
・メインのミドルノートは、春爛漫の時をイメージ
いよいよ桃や桜の花が満開となり、春爛漫の心浮きたつ頃。
ピンクロータス・・・桜の花びらの繊細さはかなさをイメージした蓮の花びらの甘く可憐な香り。
アルバローズ・・・桜と同じバラ科の香り。花が咲き誇る美しい姿を見上げる高揚感をイメージさせる幸福感を高める香り。
リンデンブロッサム・・・ボダイジュの花の香り。花霞、桜吹雪をイメージしたパウダリーで優しい香り。
ラストノートは、花が散り若葉が顔を出す春の終わりをイメージ
桜の花が散り、初夏に向かって若葉が勢いよく育つ頃。
ホワイトティー・・若葉の香ばしい香り。白茶の新芽の清々しく生命力を感じる香り。
トンカビーンズ・・桜の木に緑の葉が勢いよく茂るころ。桜餅に使う桜葉の香りを彷彿とさせる香り。
アンブレットシード・・爽やかさとやさしさを併せ持つ春の香りを円やかに持続させるムスクに似た香り。
世界にひとつだけのアロマフレグランス「春を待つ香り」の完成です。
香りを感じていただけたでしょうか。
あなたも天然の香りの調香の世界に一歩足を踏み出してみませんか?